家族がパチンコで作った借金

家族がパチンコで借金していたのを知ってしまったら

パートナーの借金を知る
配偶者や子どもがパチンコにハマってしまって払えきれない借金を作ってしまったとき、その借金によって家族の関係がおかしくなることがあります。

 

家族がパチンコで借金を作ったとき、どのような対応をすればよいのでしょうか。

 

どれだけ頼まれても借金の肩代わりはしない

断る
まず心がけて欲しいことは借金の肩代わりはしないということです。 
おそらく肩代わりするときに「もうパチンコはしません」という誓約書を書いたりすることになりますが、そんな誓約書に関係なく、またパチンコのために借金をしてしまうのがパチンコ依存症のおそろしさです。

 

借金の肩代わりをするということは、またお金を借りることが出来る環境を作っていることだと考えてください。パチンコ依存症から助けているようで、実はパチンコ依存症を進めているということになります。

 

このようなときは自分の借金は自分で返すための手助けをしてあげましょう。

  • 借金返済のために一緒に弁護士のもとに相談しに行く
  • パチンコ依存症の治療のために一緒に病院に行く

 

家族がパチンコで借金をしたときに行うべきことは、借金の肩代わりではなく、借金を返すことの出来る環境を一緒に整えることです。

 

パチンコで作った借金の返済には時間がかかる

長い月日
つぎに心がけてほしいことは「借金の返済は長期戦になる」ということです。

 

パチンコでの借金の返済のゴールは、すべての借金を返し終えることではありません。

 

家族が二度とパチンコをしない状態、すなわちパチンコ依存症からの完治がパチンコでの借金の返済のゴールです。

 

お金をすべて返し終えても、またすぐにパチンコを再開させて借金を積み重ねていたのではほんとうの意味での解決にはなっていません。

 

ただパチンコ依存症からの完治には何年もかかることもありますし、回復したように見えて、その後何年か経過したあとに再発することもあります。

 

最初はうまくいかないことばかりかもしれません。家族が本気でパチンコ依存症からの回復を目指しているとは思えないように感じる行動をとられるようなこともあります。

 

それでも粘り強くサポートしていくことが大切です。

 

弁護士に相談しに行きましょう

弁護士に相談
家族のパチンコでの借金とパチンコ依存症について一緒に向き合うと決めたら、まずすべきことは借金の専門家である弁護士に相談することです。

 

弁護士と聞くと法廷のイメージばかりがありますが、法廷で裁判に関わるばかりが弁護士の仕事ではありません。

 

債務整理と呼ばれる借金の整理を専門に行なっている弁護士事務所もありますので、まずはそのような弁護士事務所に家族と一緒に相談に行きましょう。

 

本人は最初嫌がるかもしれませんが、借金の肩代わりをするつもりはないことをはっきりと伝え、「いま行かなければ取り返しの付かないことになる」と説得してください。ここでも粘り強さが重要になります。

 

借金の相談だけであれば本人不在でもできなくはありませんが、本人が返済しなければいけないという危機感を持たなければ、借金の全貌もつかめず、返済計画を立てることもできません。

 

説得のポイントは怒らないこと。そして家族のために相談に行って欲しいということを伝えることです。

 

パチンコ依存症の治療も同時に始めましょう

治療
借金を返すことだけに気持ちが集中しそうになりますが、借金を返済しただけではまたいつパチンコをしたいという衝動に負けてしまうかわかりません。

 

パチンコをしたいと思う気持ちを消し去り、パチンコがなくても生きていける環境を整えるためにパチンコ依存症の治療は必要です。

 

ただしパチンコ依存症に効果的な薬はないため、カウンセリングなどの内面的な治療方法しか現段階ではありません。病院に行ったところで確実にパチンコ依存症が治るわけではないということを頭に入れておきましょう。

 

大切なのは本人が現在おかれている状況をきちんと受け入れる環境を準備してあげることです。

 

自分がパチンコ依存症だということを本人が認め、向き合う覚悟を持ってもらうこと。そしてパチンコから距離をおける環境を作ってあげることです。

 

借金の返済もパチンコ依存症の治療も本人の意思で行わなければ、本質的な解決にはなりませんので、あくまでも本人が本気で解決するためのサポートを行うという気持ちで、家族と向き合ってあげましょう。